日々のこと

本堂の仏具修復

本堂のお内陣(本堂内正面)の両端には聖徳太子と七高僧(親鸞聖人が選定したインド・中国・日本の7人の高僧)の絵像が奉懸されています。その絵像の前に置かれる香炉台(香卓_こうじょく)と、その上の仏飯器(お仏飯を置く台)を修復しました。

京都の仏具店のアドバイスを受けながら、香炉台は三方に極彩色の彫刻と金具を打ち、仏飯器の方はハスの花びらと青貝を入れた蒔絵(まきえ※1)仕上げに金具を打ちました。

どちらも正教寺オリジナルの仕上げで、とても満足した仕上がりとなりました。

※1、漆器の表面に漆で絵や文様などを描き、金や銀などの金属粉を「蒔く」ことで定着させる技法のこと。

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